矯正歯科治療は仕事上、問題ありません。No.2

こんにちは。
今回はふなき矯正歯科、町田クリニック院長の共著「専門のお医者さんが語るQ&A 矯正歯科 歯並びと咬み合わせの最新治療」(保健同人社)より、矯正治療が仕事に差し支えるかどうかについての第二弾をお話します。

■ 痛みの問題
最初にマルチブラケットを歯に固定するとき、その処置も痛いのではと心配する患者さんがいます。
ブラケットは歯の表面をきれいにして、接着剤でつけますから、一般歯科で歯を削るときとは違い、治療自体は全く痛くないと考えてください。

ただし、マルチブラケットをつけたときの違和感は、子どもよりも大人のほうが強いようです。
そのため、装置をつけた当初は、少し歯が浮いたような痛みを感じたり、慣れないために、ほおの内側の粘膜をかんでしまう、舌の先が気になるところに動いて装置で傷つく、といったことがあります。

また、歯はワイヤーのサイズを徐々に太くしながら、無理のない形で動かしていきますが、ワイヤーを替えたとき、痛みを感じることもあります。
痛みには個人差があり、人によっては痛み止めの薬を飲んでいただく場合もありますが、一般的に痛みは2~3日でおさまります。また、超弾性を持つ形状記憶合金製のワイヤーを使うことなどにより、昔に比べて痛みは軽減していますので、痛みによる仕事への大きな支障はないと思われます。


□ 日常生活の問題
その他、装置をつけたり、ワイヤーを替えたりした当初、固いものが食べにくく、食生活に若干の影響が出るとか、こまめに歯を磨かなくてはいけないことから、職場での昼休みも歯みがきタイムになるなど、生活習慣が変わる場合もあるでしょう。

しかし、これをきっかけに、口の中の管理が別人のようによくなる患者さんが多く、矯正治療を始めたことで、よい生活習慣が身につくともいえそうです。

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